ナンパヒーロー

ナンパはしたくても実際に声掛けできる人は圧倒的に少ない。その為、仲間や友人を使って共にナンパし、コンビや協力プレイでやる人が多い。

しかし、男として立派に成長したいのならば他人に頼ってばかりいないで、自分一人の力で自立して声掛け出来るようになりたい。

自分一人で声掛け出来ない者は、自分で決断することを怖れ、他人に服従している。決定権を他人に委ねる事で自ら責任を逃れ、自分の力を発揮することを抑えているのだ。自分で決断せず、ただ他人に舵取りをしてもらっている者に、自らの人生を切り開いていく力はない。

それは人生の主役という座を、自ら他人に譲渡しているただの脇役者に過ぎないのである。脇役というのは単なるオマケに過ぎず、物語を動かすような中心人物、主役の座には永遠に就けない。

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このように自分一人の力で声掛け出来ない脇役者は、本来ある秘めたる力を隠している。ともに本来持っている自分の力を発揮することを心底怖れているのだ。

もし力が解放されてしまえば人生がガラッと変わってしまうし、自分が主役になれる程のパワーを手に入れてしまうからである。このパワーを使えることは非常に恐ろしい。なんせ自分の中の見たくない物も見ないといけない。

この見たくない物というのは自分の心の中にある古い殻、潜在意識のことである。

この古い感情、思考が合い混じっている潜在意識が、今までに自分を生存させる為に必要だった自己欺瞞でもある。この自己欺瞞が本来ある自分の能力を使わずに済まそうと、ありとあらゆる言い訳を使って制御し、脳からの指令として送って来ていた。

「そんなの無理だよ・・」「さっさと帰ろうよ・・」「シカトされるだけだよ・・」「ほら、回りの人も見てるよ・・」

このような脳からの指令を無視し、破壊する事によって自分の能力を最大限発揮できるようになる。しかしそれだけメリットが大きいのだが、同じようにデメリットも大きい。

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それは過去の古い思考を解き放ち、あらゆる感情からも解放しなければならないからである。それは時に苦しさ、悲しさ、虚しさ、絶望感、失恋する程のような辛い感情を経験しなければならない。

しかしそこから一旦解放された時、新たなる自分が芽を出す。以前には出来なかった自分に決断を促す事が出来るようになっているだろう。

人生が変わってしまうというのは本当に恐ろしい。もし自分の人生をより良く変えていきたいと思うなら本気でナンパする必要がある。なぜなら今までの人生観がガラッと変わってしまう程のとてつもなく魅力的な相手と出会ってしまうからだ。

人生が変化して自分の思うように事が運び、それを自身に許可出来た者だけがナンパを一人で出来るようになり、しいては人生の主役になる事ができる。

人生の主役になる許しを自らの力で手に入れ、能力が使えるようになってこそ本当の物語が始まる。そこから新たな覚醒が起こり、その人にしか解らない真なるストーリーが始まるのである。

自分の潜在能力を全解放し、物語の中心人物へと覚醒する活動。それがナンパだ。さぁ共に始めようではないか。