『ミッドナイト・イン・パリ』

いやぁ久しぶりにハマりました。この映画はまさに純愛ナンパのラスト・終わり方としては非常に相応しかった。

ナンパをしてると必ず何かの壁にぶち当たります。それは声が掛けれなかったり、会話が出来なかったり、上手く誘いだすことができなかったり、連絡先は聞けても中々再会出来なかったりと。

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しかしそれでもいつも通りにナンパを続けていれば必ずや信じられないような出会いが訪れます。あたかも何かに導かれるかのように・・・。

それがこの映画の世界観やラストシーンと非常にマッチしていた。これぞまさに私が求めていた映画です!ありがとう!本当に感謝しています!

てなわけで勝手に盛り上がってリスペクトしてますが、これからこの映画を私が愛してやまない純愛ナンパに例えて一緒に紹介していきます

因みにここからネタバレになるため、映画を観たかったり、興味ある人は「運命の相手と出会うには」まで飛んでもらうといいでしょう。

ここから先は実際に運命的な出逢いの1つのパターンとしてどんなことが起こるのか、どのような過程で出会うのかがイメージ出来れば幸いです。

では、いってみましょう。

 

映画『ミッドナイト・イン・パリ』と純愛ナンパの比較

細字が映画解説:(太字)内が純愛ナンパ解説

1920年代の雨の降るパリに憧れる主人公ギルはハリウッドの売れっ子脚本家。しかし今のマンネリした仕事にウンザリし、新たに一から小説家になろうと志す。ギルは婚約者とその両親の4人でパリへ旅行のため訪れていた。

(この様子は今までの出会いにウンザリし、未知なる領域へと飛び込み、出会いを広げようと新たに励む新参者のナンパ師の姿と似ている)

深夜0時の鐘の音が鳴ると、ギルは共に現れるレトロな車に乗り込む。すると、現在から過去(1920年代)にタイムスリップして2つの世界を行き来する事が出来る。

(これは日常空間から女性に声を掛け、ナンパ空間へと移動し、2つの世界を行き来するあたかもナンパ師のようである)

そこでギルは過去の世界で予想だにしなかった展開が起こる。自身が尊敬する歴史上の人物達と話すことが出来たりして驚愕する。元の世界に帰ってもその偉大な人物達と時間を過ごせた事に感動して一人ベッドでしばらく驚いていた。

(ナンパでも、ただ女性に声を掛け続けてればあり得ない展開が勝手に起こる。そしてナンパ空間から元の世界に戻り、様々な魅力的な相手と共に時間を過ごせて一人感動している姿は、これぞまさに一緒である)

尊敬する人達から自分の作品に対して熱いアドバイスを貰いながら、徐々に自身の可能性に目覚めていく。ギルは婚約者や友人といる時間を削って、ただ一人やりたい事に集中していく。

(ナンパでも一度覚醒が起こった者は、そのまま調子に乗って声をかける事によって、自分がやりたいような様々な成功体験を得ることができる。)

その後、ギルは過去の世界を旅してると突然現れた「アドリアナ」という魅力的な女性に心惹かれていく。しかし、その彼女は偉大な男達にも人気で一向に口説き落とす事ができない

(ナンパの場合、上手くいくようになって自分の成功スタイルや、ある程度個性が発揮されるようになると、突如今までに出くわさなかったような魅力的な相手と出くわす)

ギルは途中、その彼女にフラレながらもなんとかして自分の意志や気持ちを伝えて付き合おうと試みるが、最後は価値観の不一致でアドリアナと別れることとなる。

こうして好きな人の前でも自分の意志や意見が言えるようになると、自分らしくなってより個性が磨かれていく。すると現実世界でも婚約者とのすれ違いに気付くようになり結果、婚約者とも別れを決断する。

このように自分の意思表示ができるようになる事で、自分に対しての軸が出来、最終的には不思議と自分に合った最適な女性が現れる。

(ナンパの場合だと好きな相手に対して、今まで培ったノウハウや成功パターンが全く通用しなくなり、残ったのはありのままの自分を差し出す以外になくなる。

自らが殻を破って相手に素の自分をさらけ出すが、フラれて大失恋を経験する。失恋することでようやく自分の殻が破壊され、本来のキャラ・個性が確立されてくる)

アドリアナとも婚約者とも別れたギルは、一人でのんびりカフェや本屋に立ち寄り、パリの街中を散歩をして自由気ままに楽しい時間を過ごしていた。

(ナンパで失恋を経験すると今までやっていたナンパがバカらしくなり、もう適当にやろう、恋人とか運命の相手とかどうでもいいやと映画のように気楽になってくる。

たまには女遊びでもしてみるか、と気分が切り替わったりもするほど。するとふとした瞬間に世界がガラッと変わり、映画のラストのような出来事が起こる。それが次のようなことだ)

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ラストシーンに秘めた、運命の鍵を握る相手とは?

このラストシーンがメチャクチャ感動的です。

いつものように0時の鐘が鳴り、またギルが過去にタイムスリップするかと思いきや何故か現代におり、急に現れた知り合いの女性と運命的な出会いを果たします。しかも価値観やら感じ方が妙に自分とそっくりで驚くほどです。

実はこの時、主人公は二つの世界が交錯している空間にいます。意識と無意識が合わさって夢が現実となり、現実が夢となる空間です。いわば5次元空間のこと。

この空間は何をしていても奇跡が起こるよう無重力空間、夢のようなファンタジーの世界にいる。ナンパの場合だと日常空間がナンパ空間になって、ナンパ空間が日常空間に変わっている状態で両方が交錯した世界に存在している。

このように、ナンパでも声を掛け続けていれば全く予想だにしなかった出来事が突如として起こる。

いつもより直感が働いて、声を掛けた相手がなんと映画と同じような知り合いだったり、はたまた普段の生活で、ナンパで仲良くなった女性と出会う事があります。

諦めずにいつも通りナンパしてると、不思議と期待していない時、自分の隙を突いた時に勝手に素晴らしい出会いは起こるのです。

何か予め用意したトークを言おうとか、自信を持ってナンパに望む必要はありません。何にも工夫はいらない。ただ声を掛け続ければ必ず事は起こる。

メチャクチャ魅力的な相手なのに最初から反応が良く、しかも勝手に相手から話をしてくれたり、ましてや誘ってくれたりもする。あまりに上手くいくきすぎてこっちが驚くほどです。そんなことは実際にありえないだろうと思いがちですが、実際に起こります。

ただ魅力的な人に声を掛けるだけでいつか必ず同じような展開が始まるのです。

またはナンパで出会う以外の女性で、今まで全く目に掛けていなかったのに、この映画のラストの彼女のように急にとてつもなく魅力的に感じたりする場合も。まさかこんな所に運命の相手が居たのとは思いもよらず。

結局、元々は運命の相手に出会っていたと言うことが最終的には解ります。

なので余計なことは全く考えないで良い。ただありのままに声を掛け続けるだけでいい。

純愛ナンパを志す「ナンパ志」の諸君には是非ともこの映画のような出逢いをモノにし、成功する姿をイメージしバックで流れている音楽を心の中で奏でながらナンパして欲しい。

そこでいつしか必ず気付くことが出来るでしょう。私はこの映画のような主人公になっているのだと。

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運命の相手と出会うには?

ちなみに運命の人と出逢いたいなら、特段ナンパをしなくても出逢う事は可能です。この主人公のギルの様に自分のやりたい事、好きな事に集中して楽しい状態でいれば勝手に素敵な出逢いは訪れます。

もし自分のやりたいこと、好きな事がナンパなら迷わず突き進んでやって頂いて結構。私は後ろから全力でサポートしましょう。

何故なら、恋愛の楽しみ、人を好きになることの喜び。これらを色んな人達にも伝えていきたいし教えていきたい。これはある意味、私の使命でもあるから。

てなわけで、これから路上ナンパを通してたくさんの恋をしよう。

日本では路上で恋をする。アルゼンチンではキッチンでも恋をする。ボストンではストンと恋に落ちる。素晴らしき恋、大いに恋をしよう!