人は今まで生きてきた生活やパターンに乗っ取りそれを好んで、概ね活動をしている。しかし、昔の日本と比べ義務教育やら、就職して仕事をしないと行けなかったりで生活や通勤経路、出会う人に限られており人生にもパターンが出来てくる。
そうなるともう家や学校、職場で毎日同じ日々の繰り返しだ。
だが、ある程度出来上がった生活習慣を壊して、一から新たな生活を送るというのはとても大変だし、時間も掛かるため並大抵のことでは済まさない。現に引越しをして新たな場所に移住したり、職場を変えるだけで環境が変わるし、覚えないといけない事も増えてくる。
このように生活を変えたり、新しい事をするのはとても大変だ。それならば特に余計なことをせず、普段ある日常から自分のやりたい事や好きな事を探して生きていけばいいのかもしれない。
しかしそれと同時に、人は安定を求めながらも不安定を求めている生き物でもある。不安定とは何か新しい事や知らない事をする未知への挑戦が当てはまる。
そして生きてく上で最も怖くて楽しいのがこの未知への挑戦だ。この未知なる挑戦とは全く知らなかった空間へと入り、その場で跳躍することにより人は快を得ることが出来る。
今まで経験した事がない危ない橋を渡る事というのは、とても刺激的であり、とてつもなく楽しい極上の至福を味わえる。その上でナンパの話をするが、ナンパなんてたかが歩いている女子に声を掛けること、たったそれだけである。
何か大金を叩いて海外に移住したり、生活がガラッと一変する事をする訳でもない。ナンパはやるだけでも男として度胸も付くし、男としてやりたい事をやり遂げた達成感も味わえる。
しかしこういった未知への跳躍はハッキリ言ってとてつもなく恐い。なぜなら全て自分の意思で行うため、誰も自分のことを擁護してくれない。全責任が自分にのしかかってくるのである。何が起こるか先行き不安だし、そのため誰もがナンパに恐れをなして生きている。
それと同時に本当はそんな人生を皆、心から求めているのだ。
決まり切った日常、そんな日々を生きてるより、
実はこの心が安定してくるまでが相当大変である。そこにいくまでかなりのプレッシャーを要するし、否定的な事を言われたり、罵倒されたりもするため、心が凹んでくる。何度やっていても何も起こらない為、途中何回もバカらしくなってくる。
しかし、こうした心がブレにブレまくっている時期が宝になる。こうやって乗り越えながらようやく自分の掴み取ったゴールを勝ち取り、得た至福感といったら他では味わえない。もうヤミツキだ。
既に未来が予測できたり、決まり切った事をする事には感動や価値は生まれない。
もしそうなら安住の地にいることはもうやめにして、
そんな未知なる出会いを創造するナンパ師はアーティストである。
稀に路上で新参者のナンパ師がナンパ空間へと飛翔しようとしてる姿が目に入る。彼らはビクつきながらも行動している為、自ら怯え、ただ空間に入る事を諦め逃げ出してしまっている。
そろそろそんな逃げてばかりいる辛いツライ日々とはオサラバしたい。
さぁ時は来た。逃げてばかりないでいい加減進むんだ。たった一瞬でいい。その一瞬に全ての情熱を捧げ、ナンパ空間へと飛翔するのだ!