楽しい夜の街並み

初めてナンパをしようと志した者はよくわかるだろうが、街に出ていざ声を掛けようとした途端に緊張する。

今まで明るく華やかな街並みに見えていた街灯や看板が、色濃くなり重々しく感じ、街の風景も殺風景に変わる。

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果たして誰も相手にしてくれないんじゃないか、自分のことなど構ってくれやしないんじゃないか?

そういった思考が疼く。

そうして足を動かそうと一歩一歩、歩く足取りもやたらに重いこと重いこと。言って見ればこれらのしかかる重さは、自分の中にある期待と不安への重~い思いだろう。

しかし最初はどうしても期待と不安があるのは仕方ない。だがどちらも頭の中で膨らましているだけなので、できる限り頭で考えずにさっさと声を掛けることが一番大事。

そしてこの思いを忘れ声掛けを積み重ねることにより、普段よりもっと身軽に行動できるようになる。

行動できるようになるには考えないですぐに決断し実行するだけである。実行するのにいちいち躊躇していたら途端に思考が働き、やらない言い訳を見つけようとする。

初心者はこの思考と戦ったり仲良くなる術を知らないがためについつい脳が放つ言い訳に負け、結局何も出来なくなり一日が無駄になって後悔だけが募っていく。

こうした言い訳に慣れるには少しずつでも脳と仲良くなろうと自ら歩み寄り、次の日も路上に立とうと決断し実行するだけでいい。

これを繰り返すことで脳の言い訳が徐々に優しくなり、ある瞬間に自分に決断する勇気やタイミング、アイデア、閃きを与えてくれるようになる。

今まで敵対していた脳が味方になることで自分の潜在能力が発揮でき、あらゆる感情、思考を解放し自分に喜びを与えてくれるのである。

例えるなら、結婚を申し出る時に嫁さんの父に懇願するのと一緒で、最初はとても冷ややかな態度だったのがある程度の回数を重ねると途端に優しくなり、味方になってくれるような者である。

脳も同じで、最初は冷たい態度だったのがある程度までやると一変し、急に打って変わったかのように自分の味方になって声の掛け方だったり、セリフだったり、素敵な女性に出逢うような行動を教えてくれるようになる。

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このように最初はとても冷ややかで辛かったことが、やり続けることで一変し楽になるような喜びを自分にもっと与えてくれるようになる。またナンパに飽きた時も一緒で、もうやることも無いとつまらなくなって引退してもいい。しかし、ここで負けずにやり続けると意外にも新たなアイデアが出たり、また新たな楽しみが見出せたりもする。

このように脳はどうしてもやらせまいと、色んな仕掛けを見せ付けてくるが無視してただやるといい。すると今までに見たことなかった新たな宝物を見せ付け、新たな発見の喜びを与えてくれる。

この何にも得難い極上の喜びを手に入れるには、ただ継続してやり続けること。それ以外にはあり得ないのだ。

諦めずにナンパし続けることで、将来一生に渡っても出逢えないような最高の出会いを手に入れることができる。

諦めないで時を待つだけだ、さぁ今を楽しもう。
汝、継続は力なりだ。

ナンパ修行の継続