声掛けが楽々とできるようになるには障壁となる思い込み、感情といった自分の心、すなわち潜在意識と向き合わなければならない。

これらは過去の出来事から生じた経験であり、似たような行動を起こすと再び同じ経験が呼び起こされる。

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無論、こうした考えに目を向けず苦しいまま無理やり声を掛けることはできる。そうしてその日の声掛け人数を増やすことで徐々に苦しみは和らいだりもする。

しかしまた次の日になれば、同じ感覚が自分を襲い、再び声を掛けないように自分自身を制御しようと思考が働き出すのである。

こうした思考を取り除いてリラックスして声が掛けれるようになるためにも、少しずつ内面的な話をしていきたい。

今回は、声が掛けれない原因の一つとして回りの目が気になるということに関して焦点を当てていく。

 

回りはあなたに気付いていない?

街行く女性に声を掛けようとした途端、何故だか回りの目が気になり、恥ずかしい、馬鹿にされるんじゃないか、笑われたり嘲笑されるんじゃないかと思考が働きだして、声が掛けれなくなったりする。

しかし声を掛けてみると分かるが、以外にも回りの人は自分を見ていなかったり気付いてないことが多い。そもそも自分ことや、友人との話に夢中になっているため、他人のことなど見ていない。傍からみれば、あなたはただの通行人に過ぎないし、赤の他人である、全く興味もないため視線も向かないのは当たり前。

自分も声掛けることに集中しているのと一緒で、いちいち回りにいる人を確認したりしないはずである。どうしても気になるならば一回試しに声を掛けてみてから、回りの状況を確認してみるといいだろう。

そうして回りが気にならなくなければ、自分に対する言い訳もなくなり、比較的スムーズに声を掛けることができるようになる。

もし何かしらの思い込みがあるなら声掛けを妨げる原因にもなるので、その思考を解除して、前向きで肯定的な考えに置き換えるようにしたい。

ではそもそもなぜ、こうした思い込みが湧き上がるのだろうか?

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回りの目が気になる原因とは?

この思い込みの原因は人それぞれに異なるため、単にこれだと断定することはできない。

しかし過去の体験や幼少期の頃に両親、兄弟、友人などに馬鹿にされたり、笑われたりした経験があるとそれは一種の思考パターンになりうる。他に恥ずかしかったり、怒られた経験も同様に原因としてあげられる。

そこで言われた一言は後々の人生に影響を及ぼし、自分の中にこうしてはいけないんだといった思考パターンが出来上がるのである。

例えるなら小学生の頃、単に女子と仲良く話していただけなのに急に男子クラスメイトから「お前、女好きだなぁ!」とからかわれてバカにされ、嘲笑されて、一人ぼっちになったとする。

すると心の中で、「僕は女好きになっちゃいけないんだ」という思い込みが形成される。そして女好きにならないためには、女子と話してはいけないんだと決めつけてしまい「私は女好きになったらバカにされる、嘲笑され、一人ぼっちになる」といった条件ができる。

つまり「女性と話す=回りからバカにされ嘲笑され、ひとりぼっちになる」といった思考パターンが出来上がる。

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こうした条件が出来て、声を掛けようとするとその度に毎回同じ状況が脳内で再起され、バカにされてるんじゃないかと言った思考が浮かび上がり、脳が言い訳をして声を掛けまいと作動する。

このような原因があるため人は声を掛けづらくなるのである。

こうした思い込みを解除するには、何らかの方法か瞑想状態になって、過去の経験に無条件の愛や光を注ぎ、そこで自分が何を学んだのか気付かなければ取り除いたりしないと、その思考パターンを新たに書き換えることはできない。

全ての出来事には意味を持つため、その意味を別の見方から好転的に捉えることで前向きに生きることができるのである。