全ての行動にはなんらかの願望や欲望といった意思が込められており、

単に理由なくなんとなくやったのと、目的・目標を持ってやったのとでは気持ちの入り方が全然違います

しかし、目的や目標を持って行動することはとても重要なのですが、実はそれ以上にもっと重要なことがあります。

それが、どんな感情を持って行動するかです。

どんな行動も実行に移せばある程度の満足感や達成感が得られたり、俺はスゴイよくやったといった、自己肯定感が生まれます。

しかしこれが「女が欲しい・寂しい」「なんで女にモテないんだ」「女にモテなければ男としてダメだ」といった自分が欠けてる部分に焦点を合わせたり、

満たされない飢えを埋めるために行動を行うと、かえってその感覚を強くしてしまうだけです。

このような欠乏感を持ったままナンパを行うと心の中に飢えた状態が強化され、どんどんと蝕まれていきます。

この状態ではたとえ何らかの結果が得られたとしても、一時的な飢えを凌ぐだけで、決して心の奥底から満たされる状態にはならず、根本的な解決には至りません。

永遠に満たされることのない果てしなき飢えを空虚感で満たすようなものです。

これは永遠に脱出できないゴールのない迷路を彷徨っているのと同じです。

ナンパでもしこの状態に陥ってしまったのなら一刻も早く脱出する必要があります。

そのために一番大切なことが、「この状態にいる自分に気付くこと」です。

そして、「脱出をして良いと、心に中で許可をすること」が大事です。

許可を下ろすことで徐々に心の中に光がもたらされ、飢えが徐々に満ちていきます。

そして、今まで他人から満たしてもらおうと思っていたのが、実は自分の心の中にオアシスがあったんだと気付き、隠されていた可能性に気付くことができます。

自分の中にあるオアシスを発見できた者は、他人の中にあるオアシスをも発見することができるのです。

こうして自らの闇は自らの手で浄化され、やがて光へと進化していき、他人へと影響を与えられるようにもなるのです。

 

また他にも脱出する方法としてあげられるのが、幸福感を得ることです。

幸福感を得るにはドキドキワクワク感といった魂からの喜び、ハートがくすぶられるようなトキメキ、純粋に女性を見て美しい・可愛いといった好意を持つことがあげられます。

単純にこのようなプラスの感情を持つことでエネルギーが生まれ、心の中を幸福感で満たすことができます。これはとても重要なことです。

始めからこのような状態で声掛けできるのならば、地蔵するのも楽になり苦しみも軽減されていきます。

また結果も出ることでより満足した気持が満たされていくことでしょう。

これは極端な話、自慰行為も一緒で女性に飢えて欠乏感たっぷりのまま、「なんでこんな良い女とできないんだー」「俺もこんなエロい体験がしたい」と思いながらやるのと一緒です。

これだと益々欠乏感が強化されていきます。

そうして終わった途端になんだか堕落した感じがしたり、強い自己嫌悪にまみれてしまうのです。

もし飢えたり欠乏した感情を味わいたくなかったら、プラスの感情に焦点を合わせると良いでしょう。

例えば、女性をみて素敵だなと思ったり、可愛い、魅力的だなと好意を持ったり、トキメキに満たされた状態で行うととても明るく良い気分になり、

終わった後も出演者に対して有難うと感謝の気持ちさえ湧いてくることがあるのです。

飢えに意識を向けるか、幸福感に意識を向けるか。

例えがエッチな方向に向きましたが、たまにはイイでしょう。分かり易く言うとこんな感じでしょうか。

とまぁ、このように全ての行動にはなんらかの願望や感情や欲望から生まれ、それを元に行うとエネルギーが返ってきます。

飢えや満たされない感覚からは欠乏感で、一方楽しそうであったり面白そうな興味や期待から生まれる行動は、より楽しい気持ちで幸福感を味わうことができるのです。