ナンパは慣れないうちは声掛けれるようになっても、すぐ反応が得られる事はないし無視されるだけで何も変化しない時間が存在する。

そしてこのまま継続しても何も変化が得られないまま、会話もなくただ闇雲に声掛けて終わるんじゃないのかと思ってしまう事がある。

これは先が全く何も見えない霧の中をただ歩いてるのと同じである。

何も変化が起こらない時期というのは人を恐怖心に陥らせ、動揺を与えようとする。

そして自分はこのままでいいのか、引き返した方がいいんじゃないかと不安を煽るのである。

一体、自分は何のためにこんな事をやってるのか?

なぜこのような愚かな行為に時間を割いているのだろう思ってしまう。やはり女子からの反応がないと面白くない為、諦めてそこで辞めてしまうのである。

こうした迷いに打ち勝てずもがき苦しむことから逃げてしまうナンパ志願者達が後を絶たないが現状だ。

しかしこうした迷いにも一切動じず、諦めずに坦々と継続して声を掛け続けることで、やがて心にも霧が晴れていく。

今まで不安や緊張でビビリまくっていたのが、不思議と声を掛ければ掛けるほど不安が減っていき、自ら話そうとする意識に変化していくのである。(もちろん心臓はバクバク、エキサイティングなのは相変わらず)

するとやがて自然と目の前に笑顔で相手してくれる女子が現れるのである。

不思議だが、自分の気持ちが変われば相手の反応も段違いで変化するのである。

こうして自分の恐怖心に打ち勝つことで自然と女性とも会話できるようになり余計なプレッシャーからも解放される。心も和みようやく安堵感が訪れるのだ。

この境地に至るまでは一点集中。ただ諦めずに声を掛け続けるのみである。やればやるだけ必ず一歩ずつ前進している。自分の恐怖心、不安を乗り越えていこう。

お姫様はそう簡単には現れない。自分の弱さに打ち勝ち、強さを手に入れた者だけしか経験することができない。

出会えた者だけが唯一の選抜者である。幸運を祈る。