声を掛ける際、どの子に声を掛けようかな、どれがいいかなと探して声を掛けるのが一般的なナンパだ。

それに対し、なるべく思考から切り離すように声を掛ける&会話をすることで感覚的ナンパ世界への扉が開く。

感覚的ナンパとは、直感を頼りにする声掛けである。普通のナンパとは違い、年齢・見た目・ターゲットなどを絞らずにただ感覚に目を向けて声を掛けるナンパのことだ。

これを行うことで、頭の中ではありえないような、そんなこと起こり得ないと思うような超常現象、奇跡が起こる。未知なる空間へと突入するような、闇を歩くような感覚、それを裏付ける確証性が全くないのにもかかわらず、あえてそれを頼りに声を掛けていく。

これは相手や外的空間、見た目を頼りにして声を掛けるのではなく、自分の体感覚、無意識、何らかの高次元のような存在を頼りに声を掛けるナンパである。もうスピリチュアルナンパとも言っても過言ではない。

やり方は簡単。声を掛ける相手を捜すのではなく、単に自分の心の声・または感覚に繋がって、今どうしたらいいか。何をするしたらいいかと体感してみたり、頭上より上を意識して心に聞いてみる。

すると、その返事として何故だがようわからんが、いつもと道を歩いた方がいい気がしたり、ただなんとなく歩いてると角を曲がってみたくなったり、意味もなくZ字のように歩いた方がいい気がしてくる。

そして、それに従い歩くのだがいかんせん頭の中で考えても意味がわからない。頭の中で「?」となりながら歩くため、下を向いたり上を向いたり、と自然とそうした仕草をしながら歩いてしまう。

すると目の前の女性から視線を感じ、なんとなくその人に声を掛けた方がいい感じがしてくる。

いや待てよ、そんな訳ない。と再び思考の世界に入りそうなのだが、なるべく考えないで、とりあえずまぁ声を掛けてみようと直感に従って、だらりと歩きながら女性の方へ向かおう。

だがひと呼吸を置いたせいか、相手と距離が離れてしまい、すぐそこには改札や店があり、入ってしまえば声が掛けれない。

あぁ終わったか。普通ならそう諦めてしまうのだが、何故だかわからないが、大丈夫な気がする。

全く根拠もないのに、相手と無意識で繋がってるのだろうか?そんな不自然な感覚を抱いたまま相手へと歩く。間に合えば、声掛けろということだなとそのまま自分の無意識に誘導されたまま従っていく。

するとどうだ、急にピタッと相手が止まったり、または反転してこちらの方へ歩き出すではないか。

そうして声を掛けると普通にすらすらと会話が始まったりしてしまう。

この直感に従う、スピリチュアルナンパをもっともっと深めていきたい。そして何かこの方法をシンプルにできないか考察を混じえながらナンパをしていきたい。